1967年に電気絶縁基材メーカーとして創業、三重県四日市市にあるフィルムのプレス加工会社河村産業。取引先企業が選びたくなる理由や対応素材、フィルム加工事例などをご覧ください。
河村産業はISO9001及びISO14001の認証取得企業。本社にある四日市工場を筆頭に、岐阜県の上石津工場や千葉県のかずさ工場も含めた全社が認証の対象となっていて、品質マネジメントシステムに基づく製品づくりに努めています。
四日市の本社にはクラス1,000クリーンルームを2000年から運用。フィルムなどの材料に関する精密加工技術では長年の実績があります。
河村産業がフィルムやシートの精密加工で対応する主な技術は打ち抜き加工、プレス成形加工、折り曲げ加工、超音波溶着加工、シャー切断加工、シートカット加工など。
打ち抜き加工は最大1,250mm×950mmサイズに対応可能で、ハーフカットも請け負っています。目的に合わせて様々な加工技術を提供できる設備があり、小ロットから発注できます。
加工技術という意味で、フィルムやシートの加工とは別に河村産業が強みとしているのがプラズマ表面処理技術や熱ラミネート技術。
プラズマ表面処理技術は河村産業の独自技術で、フィルム材料の接着力を高めるといったメリットがあります。熱ラミネートでは熱プレス加工や連続熱ラミネートに対応。各種フィルム以外にも金属箔や接着シートなども加工できます。
加工技術・製品ラインナップともバリエーションが多様なのでカバーできる業種も多様。企業ルーツが電気絶縁基材の製造ということもあり、特に電気・エネルギー関連の機器や設備の関連企業にはおすすめ。材料設計からの相談もできます。
そんな河村産業を含めたフィルムプレス加工メーカーの中から、短納期対応ができ、加工精度が高く、高機能フィルムの加工にも対応できる3社を紹介。貴社が求めるフィルム加工品にも対応できることでしょう。
1967年の創業時、河村産業が手掛けていたのは電気絶縁基材の製造でした。モーターや変圧器で使われる絶縁物は河村産業の主力製品に数えられますし、加工技術という意味では精密スリット加工やプラズマ表面処理などに強みを持つ企業でもあります。
企業からのオーダーに応える製品づくりと合わせて、自社独自の研究開発にも勤しむ体制を持っています。
本社所在地 | 三重県四日市市西大鐘町330 |
---|---|
営業時間 定休日 |
公式HPに記載なし |
代表電話番号 | 059-337-1122 |
公式サイトURL | https://www.kawamura-s.co.jp/ |
公差実力値±0.05mm程度(素材・形状による)
社内保有素材の場合は最短即日納品可能(目標6時間)
自社開発の生産設備を多数持ち、金型・治工具の内製化ができる体制により、開発・試作~量産と、製品開発を段階ごとにサポートできる。
今後、より求められる技術ニーズを捉えた、フィルムや金属箔などの加工実績があり、歩留まりの改善・難加工材への対応を実現。
±0.05~±0.3
場合によって即日対応するケースあり。通常、納期の目安は平均1週間程度。
ISOクラス1(1m²に0.1ミクロンのホコリが10個以下)のスーパークリーンルームを完備、医療品分野などでマストとされる要件を満たした加工環境を持つ。
PDMS(ポリジメチルシロキサン)成形や高精度の貼り合わせ加工、アッセンブリ、パッケージングまでワンストップで対応でき、短納期を実現。
打ち抜き規格±0.1mm(実力値では±0.05)対応可能
保有設備で対応可能な場合、最短当日出荷
打ち抜き加工のみならず、貼り付け・貼り合わせ・スリット・ラミネート・脱泡など幅広い加工に対応でき、取り扱い材料も多岐にわたる。
開発・試作段階から相談可能で量産試作~量産と製品開発を段階ごとにサポートでき、依頼企業の構内での製造・生産管理・設備のメンテなども受託可能。
【選定条件】
「フィルム加工メーカー」で検索し、公式サイト内で「プレス加工」「打ち抜き加工」に対応していることを明記している54社から、最短当日出荷が可能で、加工精度を明記し、さらに高機能フィルムにも対応する3社を選定。
(2022年2月9日時点)