打ち抜き加工の技術力が高い、大阪府東大阪市にあるフィルムのプレス加工会社サンコー技研。取引先企業が選びたくなる理由や対応素材、フィルム加工事例などをご覧ください。
サンコー技研では、クライアント企業の要求品質に応えるため、複数の検査機器や測定機器を導入して、製品のクォリティチェックを実施しています。
検査機器は電気回路検査機や画像検査装置など、測定機器は投影機や実態顕微鏡など。実力値クラス5000のクリーンルームも完備しています。検査機は自社開発のものもあり、品質チェックの意識の高さがわかります。
サンコー技研の本社工場に隣接する第2工場は、プレス加工のための完全クリーンルーム。プレス機とトムソン機とはパーテーションによって分けられていて、微細な異物の混入が起きない環境を構築、プレス加工専用工場として稼働しています。
油圧プレスやサーボプレスに加えて、自社開発の6軸多関節ロボットによる全自動打抜き装置もあります。
サンコー技研はフィルム加工も手掛けていますが、コアとなるのは打ち抜き技術。その実績の中でも目を引くのが、公式HPに掲載されているICカード乗車券に関するもの。
公式サイトによると国内流通のICカード乗車券はすべてサンコー技研で打ち抜き加工と検査を担当、1億を超える規模とのこと(2022年3月調べ)。プレス加工の信頼性が優れている証でしょう。
サンコー技研は金型技術に関する独自の量産工法を持つなど、フィルム加工以外でもオリジナリティのある技術を持つ加工メーカー。特に打ち抜き加工を得意としていて、半導体関連など高精度の要求が日進月歩で進化するようなジャンルの企業におすすめできます。
そんなサンコー技研を含めたフィルムプレス加工会社の中から、短納期対応ができ、加工精度が高く、高機能フィルムの加工にも対応できる3社を紹介。貴社が求めるフィルム加工品にも対応できることでしょう。
サンコー技研は幅広い打ち抜き加工のニーズに対応するとともに、自社で複数の特許を取得するなど技術と独創性に秀でたものづくり企業という顔も持っています。
「カメラ内蔵金型+ロボット位置決め装置」に関する特許や「3D折り曲げ技術で実現するフェイスシールド」に関する特許など、日々の業務の中から生まれたアイディアがベースです。
本社所在地 | 大阪府東大阪市玉串町東3-5-38 |
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営業時間 定休日 |
公式HPに記載なし |
代表電話番号 | 072-964-3204 |
公式サイトURL | http://sankogiken.com/ |
公差実力値±0.05mm程度(素材・形状による)
社内保有素材の場合は最短即日納品可能(目標6時間)
自社開発の生産設備を多数持ち、金型・治工具の内製化ができる体制により、開発・試作~量産と、製品開発を段階ごとにサポートできる。
今後、より求められる技術ニーズを捉えた、フィルムや金属箔などの加工実績があり、歩留まりの改善・難加工材への対応を実現。
±0.05~±0.3
場合によって即日対応するケースあり。通常、納期の目安は平均1週間程度。
ISOクラス1(1m²に0.1ミクロンのホコリが10個以下)のスーパークリーンルームを完備、医療品分野などでマストとされる要件を満たした加工環境を持つ。
PDMS(ポリジメチルシロキサン)成形や高精度の貼り合わせ加工、アッセンブリ、パッケージングまでワンストップで対応でき、短納期を実現。
打ち抜き規格±0.1mm(実力値では±0.05)対応可能
保有設備で対応可能な場合、最短当日出荷
打ち抜き加工のみならず、貼り付け・貼り合わせ・スリット・ラミネート・脱泡など幅広い加工に対応でき、取り扱い材料も多岐にわたる。
開発・試作段階から相談可能で量産試作~量産と製品開発を段階ごとにサポートでき、依頼企業の構内での製造・生産管理・設備のメンテなども受託可能。
【選定条件】
「フィルム加工メーカー」で検索し、公式サイト内で「プレス加工」「打ち抜き加工」に対応していることを明記している54社から、最短当日出荷が可能で、加工精度を明記し、さらに高機能フィルムにも対応する3社を選定。
(2022年2月9日時点)