表面に印刷ができるフィルム素材はある?

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フィルム素材に印刷することはできる?

PET(ポリエチレンテレフタラート)と呼ばれるプラスチック素材に特化した印刷技術として、「PET印刷」があります。この印刷方法は、PETが持つ耐久性と柔軟性を活かすことによって、製品の情報を表示する・装飾する際に多く使用されています。PETは一般的な紙と比べると高い耐水性を持つ点に加えて透明性も保てるといった特徴があり、商品の見た目を向上させられます。

この技術を用いると、特殊な表面処理とインクにより印刷が可能になります。表面処理を行うことによってインクの付着性を向上させ、専用のインク(UVインクや溶剤ベースのインク)を用います。さらに、プライマーによってインクの定着を良くすることで耐久性の高い印刷を行えます。光沢があるものやマットな仕上がりなど、用途に合わせて印刷するフィルムが選択されます。

印刷ができる主なフィルム素材は?

PETフィルム

PETフィルムは、ポリエチレンテレフタレート(Polyethylene Terephthalate)という高分子フィルムです。その特徴としては、高い透明性と光沢、引張強度の高さと優れた耐摩耗性のほか、耐熱性や湿気を通しにくいといった特性もあります。さまざまな特徴がありますが、例えばラミネーションやグラビア印刷、医療器具といったように多くの業界で活用されています。そのほか、食品梱包や商品の梱包にも向いている素材です。

そのほか、PETフィルムはリサイクルできるため、環境にやさしい素材である点も特徴のひとつです。

PVCフィルム

ポリ塩化ビニル(PVC)を主成分とするプラスチックフィルムが「PVCフィルム」です。PVCフィルムは、柔軟性と耐久性、透明性が高い点や化学的安定性という特徴を持つほか、コストが比較的低いという面もあります。

PVCフィルムの用途は、食品の梱包や窓の断熱材、医療用品といったように、幅広くさまざまな場面で使用される中で、その耐久性と印刷品質の高さから、ラベル印刷にも使用されています。例えば商品のブランディングや情報の表示に用いられるラベルなどには、PVCフィルムが用いられることが多くなっています。

フィルムへ印刷する場合の印刷方法

グラビア印刷

彫りが入った凹版を使って印刷する技術です。高品質な印刷が可能であり、PETフィルムへの印刷にも多く用いられています。高精細な色表現を行える点も特徴のひとつといえます。

スクリーン印刷

スクリーン印刷とは、メッシュを使用してインキを転写することで印刷を行っていきます。この方法は、平坦な表面や曲面の印刷に適しており、PETフィルムへの印刷にも用いられています。

オフセット印刷

オフセット印刷とは、平版印刷のひとつです。紙などに直接画像を印刷するのではなく、はじめに金属製のプレートなど滑らかな表面に対してインクの転写を行った後、ゴムブランケットを介して印刷を行います。

フレキソ印刷

フレキシブルなゴムやポリマー製の印刷版を用いる方法。印刷版を使用して、インキの転写を行います。この方法は高速であるために大量印刷に適している点が特徴です。包装・ラベルなどに広く用いられています。

インクジェット印刷

インクジェット印刷とは、デジタル印刷のひとつです。コンピューターを使用し、材料に対してインキの噴射を行って画像やテキストなどを印刷します。こちらの方法は版を作成する必要がないことから、少量の印刷に適している点が特徴です。

デジタルプリント

デジタルデータを直接印刷物に変換する技術をデジタルプリントといいます。ラベルやパッケージ、看板など、耐久性や高い品質が求められる印刷を行う際に使用されている方法であり、これまで使用されてきた他の印刷方法と比較すると、準備や設定が容易である点が特徴といえます。

フィルム加工を行う会社に印刷を依頼することはできる?

フィルム加工を行っている会社によっては、印刷の依頼に対応しているところもあります。依頼を行う場合の流れは、まず顧客側から依頼を行い、打合せにて企画・提案が行われます。その後見積もりの作成が行われ、問題がなければ注文という流れになります。その後、デザイン打ち合わせ、デザインの入稿、校正・確認を行った後に製版・印刷という流れになります。

ただし、印刷まで対応していないという会社もあるため、事前にどこまで対応が可能かという点を確認しておくことが大切です。印刷まで対応している会社の方が納品までスムーズに進む可能性が高いですが、加工フィルムの印刷や印刷デザインにこだわりたい場合には、印刷とデザインを別々の会社に依頼する、という方法も検討することがおすすめです。

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難加工対応の実績で選ぶなら

オーティス

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引用元:オーティス株式会社公式サイト
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  • 医療
  • 半導体
  • 家電
  • 建材
加工精度

公差実力値±0.05mm程度(素材・形状による) 参照元:オーティス公式HP(https://otis-group.com/blog/290/

試作納期

社内保有素材の場合は最短即日納品可能(目標6時間)

特徴1

自社開発の生産設備を多数持ち、金型・治工具の内製化ができる体制により、開発・試作~量産と、製品開発を段階ごとにサポートできる。

特徴2

今後、より求められる技術ニーズを捉えた、フィルムや金属箔などの加工実績があり、歩留まりの改善・難加工材への対応を実現

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シーエステック

シーエステック株式会社公式サイト
引用元:シーエステック株式会社公式サイト
https://www.cstec-jp.com/
対応業界
  • 情報機器
  • エネルギー
  • 自動車
  • 医療
  • 半導体
  • 家電
  • 建材
加工精度

±0.05~±0.3

試作納期

場合によって即日対応するケースあり。通常、納期の目安は平均1週間程度

特徴1

ISOクラス1(1m²に0.1ミクロンのホコリが10個以下)のスーパークリーンルームを完備、医療品分野などでマストとされる要件を満たした加工環境を持つ。

特徴2

PDMS(ポリジメチルシロキサン)成形や高精度の貼り合わせ加工、アッセンブリ、パッケージングまでワンストップで対応でき、短納期を実現。

シーエステックの
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対応業界
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  • エネルギー
  • 自動車
  • 医療
  • 半導体
  • 家電
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加工精度

ラミネート公差 ±0.2 mm・スリット幅 1 mm~対応

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