多彩なフィルム製品を取り扱う、岐阜県加茂郡にあるフィルムのプレス加工会社OE技研。原価低減提案企業といった、取引先企業が選びたくなる理由や対応素材、フィルム加工事例などをご覧ください。
OE技研のフィルム加工は、取り扱っているフィルム製品のバリエーションが多岐にわたっている点が特徴。
反射防止膜の蒸着によるARコートフィルムや吸収膜の塗工による吸収膜フィルムもあれば、アンチグレア加工によるAGフィルムや親水/撥水加工による防曇フィルムといった表面加工を施した製品もあり、用途に合わせてチョイスできます。
フィルムの外形加工としてOE技研では高精度なフィルム切断に対応。粘着フィルムなら離型紙だけが残るようなハーフカットもできます。打ち抜き加工では形状が特殊であっても問題なく対応してくれます。
フィルムの加工や切断では、木型を使うフィルム切断機やフィルム・ガラスのダイサーといった自社工場の設備を活用しています。
OE技研の公式HPに費用の目安がわかるような記述は見当たりませんでした。ただし、代表挨拶の中で「原価低減提案企業」という表現があり、クライアント企業のニーズを満たしながらも製造原価をできるだけ抑えるようなものづくりの企業であることが見てとれます。
技術面は日々研鑽を積みつつ、コストダウンも心掛ける企業方針なのでしょう。
OE技研はフィルム加工に特化しているわけではなく、光学部品のメーカーといえます。そのため、製品として強みを持つ分野は光ピックアップ部品の他、車載用・医療用・認証装置用といったところ。
ガラス光学やダイキャスト部品も必要とする企業なら特におすすめです。
そんなOE技研を含めたフィルムプレス加工メーカーの中から、短納期対応ができ、加工精度が高く、高機能フィルムの加工にも対応できる3社を紹介。貴社が求めるフィルム加工品にも対応できることでしょう。
OE技研の製品ラインナップは、フィルム加工品以外にもフィルム波長板やガラス光学部品、プラスチック加工品、ダイキャスト部品と多岐にわたっています。
企業としてもOpt & Electronics技術の融合によって常に新しい製品の開発に取り組んでいますし、スピーディーな対応と量産によるコストダウンにも注力。顧客企業のニーズに応えています。
本社所在地 | 岐阜県加茂郡七宗町上麻生2562-1 |
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営業時間 定休日 |
平日8:30~17:00 土曜・日曜・祝日定休 |
代表電話番号 | 0574-48-2022 |
公式サイトURL | https://oe-giken.co.jp/ |
公差実力値±0.05mm程度(素材・形状による)
社内保有素材の場合は最短即日納品可能(目標6時間)
自社開発の生産設備を多数持ち、金型・治工具の内製化ができる体制により、開発・試作~量産と、製品開発を段階ごとにサポートできる。
今後、より求められる技術ニーズを捉えた、フィルムや金属箔などの加工実績があり、歩留まりの改善・難加工材への対応を実現。
±0.05~±0.3
場合によって即日対応するケースあり。通常、納期の目安は平均1週間程度。
ISOクラス1(1m²に0.1ミクロンのホコリが10個以下)のスーパークリーンルームを完備、医療品分野などでマストとされる要件を満たした加工環境を持つ。
PDMS(ポリジメチルシロキサン)成形や高精度の貼り合わせ加工、アッセンブリ、パッケージングまでワンストップで対応でき、短納期を実現。
打ち抜き規格±0.1mm(実力値では±0.05)対応可能
保有設備で対応可能な場合、最短当日出荷
打ち抜き加工のみならず、貼り付け・貼り合わせ・スリット・ラミネート・脱泡など幅広い加工に対応でき、取り扱い材料も多岐にわたる。
開発・試作段階から相談可能で量産試作~量産と製品開発を段階ごとにサポートでき、依頼企業の構内での製造・生産管理・設備のメンテなども受託可能。
【選定条件】
「フィルム加工メーカー」で検索し、公式サイト内で「プレス加工」「打ち抜き加工」に対応していることを明記している54社から、最短当日出荷が可能で、加工精度を明記し、さらに高機能フィルムにも対応する3社を選定。
(2022年2月9日時点)